こんにちは、My 株ノートです。
今回は、以前私が保有していたことのある jig.jp(5244) について書いてみたいと思います。
実はこの銘柄、私は数年前に財務内容の良さに魅力を感じ、株価が300円前後まで下がったタイミングで購入しました。
当時は現金をしっかり保有しており、財務基盤も安定していました。また、ライブ配信サービス「ふわっち」を主力事業としており、「今後新しい事業が育てば面白い会社になるかもしれない」と期待していました。
しかし、その後は株価が下がり思うように回復せず、新たな成長ストーリーも見えなかったため、最終的には損切りという判断をしました。
それ以来、jig.jpを積極的に追いかけることはありませんでした。
ところが最近、株探を見ていて気になるニュースが目に入りました。
それが、日本発のARグラス 「SABERA(サベラ)」 です。
さらに調べてみると、Makuakeでの応援購入者数は2,200人を超え、応援購入総額は1億5,000万円を突破。加えて、米国サンフランシスコのAIスタートアップ「Kotoba Technologies」との戦略的パートナーシップも発表されていました。
「もしかすると、私が保有していた頃とは違う会社になり始めているのではないか。」
そんな思いから、改めてjig.jpを調べてみました。
そもそもARグラスとは?
ARグラスとは、メガネ型のコンピューターです。
現実の景色にデジタル情報を重ねて表示できるため、スマートフォンを取り出さなくても情報を見ることができます。
例えば、
- 工場で作業手順を表示する
- 観光地で道案内を表示する
- 遠隔地の技術者から修理の指示を受ける
- AIと会話しながら仕事を進める
など、さまざまな用途が期待されています。
VRが仮想空間に入り込む技術なら、ARは現実世界をより便利にする技術と言えるでしょう。
私は特に、遠隔支援の分野に大きな可能性を感じています。
例えば工場で設備が故障した場合、現場の担当者がARグラスを装着すれば、本社のベテラン技術者が同じ映像を見ながら「その部品を外してください」「その配線ではありません」とリアルタイムで指示できます。
これは人手不足が深刻な日本にとって、大きな武器になるかもしれません。
なぜ今ARグラスなのか
ここ数年でAIは急速に進化しました。
しかし、AIが賢くなるだけでは十分ではありません。
**「AIの情報をどこで受け取るか」**というインターフェースも重要になります。
これまではスマートフォンが中心でしたが、将来的にはメガネがその役割を担う可能性があります。
世界ではMetaやAppleなどもARグラスの開発を進めています。
そんな中、日本企業であるjig.jpがこの分野へ挑戦していることは、とても興味深く感じます。
SABERAは会社を変える一歩になるのか
もちろん、現時点でARグラス事業の売上は会社全体から見ればまだ小さいでしょう。
しかし、Makuakeだけで1億5,000万円以上の応援購入を集めたという事実は、「実際にお金を払ってでも欲しい」と考える人が一定数存在したことを意味します。
さらにAI企業との提携も発表され、ARグラスにAI機能を組み合わせる構想も見えてきました。
私は、この一連の動きを見て、「ふわっち中心の会社」から次の成長事業を育てようとしている姿勢を感じました。
まだ期待だけでは買えない
とはいえ、投資家としては冷静に見ていきたいと思います。
私が今後注目したいのは、
- SABERAの販売台数
- 法人向け導入の状況
- ARグラス事業の売上規模
- 利益への貢献
この4点です。
ニュースは魅力的ですが、それが実際の業績につながるかどうかは、今後の決算で確認する必要があります。
おわりに
私は一度、この会社に投資し、そして損切りを経験しました。
だからこそ、今回のニュースを見ても「すぐに買いたい」と思ったわけではありません。
一方で、会社は常に変化します。
以前は魅力を感じなかった会社でも、新しい事業や技術によって評価が変わることは珍しくありません。
今回のARグラス事業は、その「変化」の始まりかもしれません。
まだ結論を出すには早いですが、これからの決算や事業の進展を追いながら、「jig.jpは本当に変われるのか」を引き続き見守っていきたいと思います。


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