【IPOセカンドチャンス #4】みのや(386A)決算発表!増収でも利益は伸びず…再成長はこれから?

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こんにちは。
「My 株ノート」です。

IPO後に株価が下落したものの、業績や成長性からもう一度チャンスがありそうな企業を探す**「セカンドチャンス銘柄」シリーズ**。

今回は「おかしのまちおか」を展開する**みのや(386A)**です。

2026年8月13日に2026年6月期の本決算が発表されました。

数字だけを見ると、売上は伸びた一方で利益は減少。

正直なところ、手放しで「良い決算」と評価できる内容ではありませんでした。

ただ、2027年6月期は増収増益を計画しています。

今回は決算を確認しながら、みのやに「セカンドチャンス」があるのか考えてみます。

みのやとは?

みのやは、菓子専門店**「おかしのまちおか」**を展開している会社です。

駅前や商店街などで見かけることも多く、菓子を中心に扱う身近な小売企業です。

2025年7月に東証スタンダード市場へ上場しました。

上場後の株価は一時上昇したものの、その後は調整。

業績が伸びてくれば、IPO後に下落したところから再評価される可能性があるのではないかということで、以前から注目していました。

2026年6月期は「増収・減益」

今回発表された2026年6月期の業績はこちらです。

2025年6月期2026年6月期前期比
売上高240.16億円256.66億円+6.9%
営業利益6.78億円6.73億円▲0.8%
経常利益7.64億円7.35億円▲3.8%
当期純利益4.04億円2.00億円▲50.5%

売上高はしっかり伸びています。

一方、営業利益はほぼ横ばいで、経常利益は減益。当期純利益については約半分になりました。

つまり今回の決算を一言で表すなら、

「店舗・売上は成長しているが、まだ利益成長につながっていない」

という印象です。

純利益50%減だけを見て悲観する必要はない

特に目立つのが当期純利益の50.5%減です。

ただし、ここは数字だけを見て判断しない方がよさそうです。

今回の決算では、店舗資産の減損損失約2.09億円が発生しています。

さらに上場関連費用や税負担の増加も利益を押し下げました。

そのため、「本業そのものが急激に悪化して純利益が半減した」と見るのは少し違います。

むしろ私が気になるのは、営業利益が伸びていないことです。

売上が伸びても営業利益が増えない

売上高は、

240億円 → 256億円

と約16億円増加しています。

ところが営業利益は、

6.78億円 → 6.73億円

とわずかながら減少しました。

売上高営業利益率も、

2.8% → 2.6%

へ低下しています。

ここが今回の決算で一番気になるポイントです。

みのやは店舗を増やすことで売上を拡大できます。

しかし、新店舗を増やせば家賃、人件費、物流費なども増加します。

「出店する→売上が増える」だけではなく、「出店する→利益も増える」段階に入れるか。

今後のみのやを見るうえでは、ここが非常に重要になりそうです。

それでも2027年6月期は増収増益予想

一方、会社が発表した2027年6月期予想は少し明るい内容です。

  • 売上高 271.83億円
  • 営業利益 7.07億円
  • 経常利益 7.82億円
  • 当期純利益 3.46億円

売上高は引き続き増加。

営業利益・経常利益も増益を見込んでいます。

当期純利益については、今期発生した減損などの影響が小さくなることもあり、2億円から3.46億円への回復予想です。

さらに年間配当についても、

24.66円 → 30円

への増配を予定しています。

このあたりは今回の決算のプラス材料だと思います。

財務面はむしろ改善

もう一つ確認しておきたいのが財務です。

2026年6月期末の自己資本比率は41.9%

前期の34.0%から改善しました。

営業キャッシュフローも6.19億円のプラスです。

一方、投資キャッシュフローは▲5.47億円。

出店を続ける企業なので投資が必要なのは当然ですが、今後も出店投資を続けながら十分なキャッシュを生み出せるかは確認していきたいところです。

セカンドチャンス銘柄としてどう見る?

今回の決算だけなら、私はまだ「買いたい!」というほどではありません。

売上は伸びていますが、利益率の改善が確認できないからです。

ただし、セカンドチャンス候補から外すほど悪いとも思っていません。

理由はシンプルです。

売上そのものは成長しているからです。

店舗数は2026年6月期末で220店舗まで拡大しました。

ここから既存店や新店舗の収益性が改善して営業利益が伸び始めれば、会社に対する市場の評価が変わる可能性があります。

逆に、売上270億円、280億円と成長しても営業利益率が2%台のままであれば、「店舗を増やしているだけ」という評価になってしまいます。

My 株ノート評価 Ver.1|みのや(386A)

評価項目評価コメント
📈 成長性★★★★☆出店拡大で売上は+6.9%。2027/6期も増収予想
🔄 ストック性★★☆☆☆小売なのでストック収益ではない。ただし既存店の積み上げはある
💰 収益性★★☆☆☆営業利益率2.6%。売上増に利益が追いついていない
🏦 財務★★★☆☆自己資本比率は改善。出店投資とCFは引き続き確認
💹 割安度★★★☆☆株価下落でIPO時より評価は低下。ただし利益水準から割安感は限定的
🚀 未来性★★★★☆店舗網拡大余地あり。新店が利益貢献する段階に入れば面白い
🌱 長期保有度★★★☆☆現時点では監視。利益率改善を確認できれば格上げ

総合:★★★☆☆(3.0〜3.5程度)

特にみのやの場合、**「成長性★★★★なのに収益性★★」**というアンバランスさがポイントです。

これが次の決算以降、

📈成長性 ★★★★☆
💰収益性 ★★★☆☆ → ★★★★☆

となってくれば、セカンドチャンスとしてかなり面白くなります。

次の決算がかなり重要

そこで注目したいのが、次回の2027年6月期第1四半期決算です。

前期の第1四半期は営業赤字でした。

そのため次の1Qで、

売上成長を維持しながら営業黒字へ転換できるか

が一つの大きなチェックポイントになります。

個人的には単純な売上高だけでなく、

  • 既存店売上
  • 売上総利益率
  • 販管費
  • 営業利益率
  • 新店舗の収益貢献

あたりを確認したいと思っています。

特に営業利益率が上向いてくれば、セカンドチャンス銘柄としての評価を一段上げてもいいかもしれません。

まとめ:成長は続く。あとは「利益」がついてくるか

今回のみのやの決算は、

売上成長は○、利益成長は△

という内容だったと思います。

純利益50%減という数字はインパクトがありますが、減損などの一時的な要因も含まれているため、それだけで判断する必要はなさそうです。

むしろ重要なのは、売上が6.9%増えたにもかかわらず営業利益が伸びなかったこと。

ここが改善できるかどうかです。

一方、2027年6月期は増収増益・増配を計画しています。

その会社予想どおりに利益が回復してくれば、IPO後に調整している株価が再評価される可能性も出てきます。

「売上成長企業」から「利益成長企業」へ変われるのか。

私はまだ買い急がず、セカンドチャンス銘柄として監視を続けたいと思います。

次の1Q決算で営業黒字化が確認できれば、かなり面白くなってきそうです。

購入候補にするには、1Q決算で営業黒字化次第ですね。

※本記事は個人的な投資記録・考察であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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