【株の学び①】FVOCIとは?アステリアを例に初心者向けにわかりやすく解説

株の学び

決算資料を読んでいると、

「FVOCI」

という見慣れない言葉が出てくることがあります。

私も最初は、

「英語ばかりで何のことか分からない…」

と思いました。

しかし、アステリアがAI・ロボティクス投資ファンドを設立したニュースを読んで、「なるほど、こういう意味だったのか」と理解できました。

今回は、投資初心者向けにFVOCIについて分かりやすく解説します。


FVOCIとは?

FVOCIとは、

「投資した株の値上がり・値下がりを営業利益や純利益ではなく、包括利益に反映する会計方法」

です。

少し難しく感じますが、ポイントは

本業の利益が見えやすくなる

ということです。


八百屋さんで考えてみる

例えば八百屋さんがあるとします。

野菜を売って利益が100万円出ました。

一方で、お店の社長が個人的に持っていた株が50万円値下がりしました。

この株価の下落で、

八百屋さんの営業利益まで赤字になったら、

「本業は順調なのに、なぜ赤字?」

と思いますよね。

FVOCIは、

この株価の変動を本業の利益とは分けて考える方法です。

つまり、

八百屋さんの実力は八百屋さんとして評価しよう

という考え方です。


アステリアを例にすると

アステリアは今回、

AI・ロボティクス分野に投資するファンドを設立しました。

この投資は「FVOCI」という会計方法で処理されます。

つまり、

投資先企業の評価額が上がったり下がったりしても、

営業利益は大きく変わりません。

これは株主にとっても、本業の業績を判断しやすくなるというメリットがあります。


ゴリラ・テクノロジー株との違い

以前、アステリアはゴリラ・テクノロジー株への投資で大きな評価損益を計上しました。

その結果、

本業はそれほど変わっていないにもかかわらず、

利益が大きく変動し、

株価も大きく動く要因となりました。

今回のAIファンドでは、

このような利益の大きなブレを抑えやすい会計方法が採用されています。

私は、この点が一番安心できるポイントだと感じました。


「営業利益には影響しない」はどういう意味?

ここでよく誤解されるのが、

「営業利益に影響しないなら、株価も関係ないの?」

という疑問です。

答えは違います。

例えば、

16億円投資した資産が

32億円になれば、

会社の資産価値は増えます。

逆に8億円になれば、

資産価値は減ります。

つまり、

会社の価値には反映されますが、

営業利益は本業だけで評価される、

ということです。


投資家は何を見ればいい?

私は今回のニュースを見て、

まず営業利益を見ることが大切だと改めて感じました。

ソフトウェア会社であるアステリアは、

  • ASTERIA Warp
  • Handbook X
  • Platio
  • Gravio

など、本業がどれだけ成長しているかが一番重要です。

投資ファンドは将来への期待材料ですが、

株価を長期的に押し上げるのは、本業の成長だと考えています。


まとめ

FVOCIとは、

投資資産の値動きと、本業の利益を分けて考える会計方法です。

難しい言葉ですが、

投資家にとっては、

「会社が本業でどれだけ稼いでいるのか」

を見えやすくしてくれる仕組みとも言えます。

アステリアのように投資を行う企業を分析するときは、

営業利益だけでなく、

投資資産の価値もあわせて見ることで、会社全体の姿がより理解しやすくなるでしょう。


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