【IPOセカンドチャンス #3】エータイ(369A)は「お墓の会社」ではない?永代供養市場で成長する企業。

その他

IPO株は、上場直後こそ注目されますが、その後は株価が落ち着き、市場から忘れられてしまうことも少なくありません。

しかし、株価が下がったからといって、企業価値まで下がったとは限りません。

「IPOセカンドチャンス」シリーズでは、株価ではなく事業の中身に注目し、「今だからこそ見直したい企業」を分析しています。

今回取り上げるのは、東証グロース市場に上場した**エータイ(369A)**です。

最初は「お墓の会社」という印象でしたが、決算資料を読んで考えが変わりました。

私は、**「お寺と利用者をつなぐサービス会社」**という見方をしています。


エータイとは?

エータイは、永代供養墓の企画・販売・運営を行う会社です。

単にお墓を販売するのではなく、お寺と提携し、永代供養墓を企画・開苑し、集客から契約までをサポートしています。

少子高齢化や核家族化により、お墓を継ぐ人が減る中、永代供養という新しい供養の形を広げている企業です。

私は、「お墓を売る会社」というよりも、寺院の運営を支えるサービス会社という印象を持っています。


ビジネスモデル

エータイの事業は、「永代供養墓を作ること」だけではありません。

① お寺と提携する

永代供養墓を必要としている寺院と提携し、新しい供養の仕組みを企画します。

② 永代供養墓を開苑する

立地や地域のニーズに合わせて永代供養墓を整備します。

開苑寺院は現在102寺院まで拡大しています。

③ 集客から契約までサポート

ホームページや見学会などを通じて利用者を集め、契約までを支援します。

開苑後も追加区画の販売や増設があるため、一度きりの売上で終わらないことも特徴です。

私は、このビジネスモデルの強みは、寺院が増えるほど事業基盤も広がることだと考えています。


業績

決算期売上高営業利益
2023年8月期19.2億円4.07億円
2024年8月期23.7億円5.06億円
2025年8月期29.2億円7.13億円
2026年8月期(会社予想)34.0億円8.60億円

ポイント

  • 売上高は前年同期比19.5%増
  • 営業利益は前年同期比7.7%増
  • 営業利益率は約25%

30秒でわかる結論

🎯 My 株ノート判定

🟢 長期で追いかけたいIPO銘柄

総合評価:★★★★☆(30点/35点)

良いと思った点

  • 永代供養市場が拡大している
  • 営業利益率約25%と高収益
  • 開苑寺院が100寺院を突破
  • 財務が健全

気になる点

  • ストック型というより積み上げ型
  • 提携寺院の拡大ペースは継続確認したい

📊 My 株ノート評価 Ver.1

評価項目評価一言コメント
📈 成長性★★★★☆開苑寺院102寺院まで拡大
🔄 ストック性★★★☆☆開苑後も収益が積み上がる
💰 収益性★★★★★営業利益率約25%
🏦 財務★★★★★自己資本比率約80%
💹 割安度★★★★☆IPO後に株価が落ち着く
🚀 未来性★★★★★永代供養市場は拡大中
🌱 長期保有度★★★★☆長期で追いかけたい

📈 成長性 ★★★★☆

開苑寺院は102寺院まで拡大しました。

私は売上だけでなく、「提携寺院が増えているか」を成長のポイントとして見ています。


🔄 ストック性 ★★★☆☆

サブスクリプション型ではありませんが、開苑後も追加区画の販売や増設があります。

ストック型というより、「積み上げ型」のビジネスとして評価しました。


💰 収益性 ★★★★★

営業利益率は約25%と高水準です。

利益をしっかり残せる事業であることは、大きな強みだと考えています。


🏦 財務 ★★★★★

自己資本比率は約79.5%と高く、財務は非常に健全です。

長期投資でも安心感があります。


💹 割安度 ★★★★☆

IPO後は株価が落ち着いています。(2026年7月27日時点 2,299円) 

私は短期的な人気ではなく、今後の利益成長を重視して評価したい企業です。


🚀 未来性 ★★★★★

少子高齢化や核家族化を背景に、永代供養の需要は今後も拡大すると考えられます。

社会の変化そのものが追い風になる点を高く評価しました。


🌱 長期保有度 ★★★★☆

市場の拡大、高い利益率、健全な財務は魅力です。

今後も提携寺院が増え続けるかを確認しながら、長期で見ていきたいと思います。


この会社の強み

  • 永代供養という成長市場
  • 営業利益率約25%の高収益
  • 財務が健全
  • 提携寺院が増えるほど事業基盤が広がる

気になる点

  • 提携寺院の開拓ペース
  • ストック型ほど収益の安定性は高くない
  • IPO株らしく株価の変動は大きい

次回決算で見るポイント

  • 開苑寺院数
  • 1寺院あたりの売上
  • 営業利益率の維持

💬 私の投資メモ

最初は「お墓の会社」という印象しかありませんでした。

しかし調べていくと、お寺と利用者をつなぎ、新しい供養の形を広げているサービス会社だということが分かりました。

派手な成長企業ではありませんが、社会の変化を追い風に着実に成長していく可能性があります。

今後も開苑寺院数や利益率を確認しながら、長期目線で追いかけたい企業です。


まとめ

エータイは、「お墓の会社」というイメージだけでは語れない企業です。

永代供養という成長市場を背景に、提携寺院を増やしながら事業を拡大しています。

営業利益率は約25%、財務も健全で、長期投資との相性も良いと感じました。

私は、IPO後に株価が落ち着いた今だからこそ、事業の成長をじっくり見守りたい企業だと考えています。

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※本記事は「My 株ノート」として公開資料をもとに作成した個人的な銘柄分析です。特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断は、ご自身でも決算資料やIR資料をご確認のうえ、ご自身の判断と責任でお願いいたします。

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