こんにちは。「My 株ノート|50代からのゆる投資録」管理人のkabu_noteです。
最近は、「ストック型ビジネス」「サブスク企業」「SaaS」など、安定した継続収入を持つ企業が投資先として注目されています。
今回は、中長期で投資する際に知っておきたい「ストック型収益モデル」について、実例とともにわかりやすくご紹介します。
1. ストック型とフロー型の違い
比較項目 | ストック型 | フロー型 | 例 |
収益の特徴 | 継続課金(例:月額) | 単発売上(例:1回売って終わり) | SaaS vs アパレルなど |
安定性 | 高い | 不安定 | |
投資家の視点 | 長期成長・利益予測がしやすい | 季節変動や景気の影響を受けやすい |
2. なぜ投資家に人気なのか
– 解約率が低ければ「積み上がる」構造で、安定成長しやすい
– 利益率が高く、成長期のSaaS企業は株価上昇が顕著
– 将来の売上見通しが立てやすく、PERが高くても評価されやすい
3. 注目しているストック型ビジネスモデル
企業名 | 事業内容 | 注目ポイント |
Chatwork(4448) | ビジネスチャット/SaaS | 解約率低く、積み上げ型 |
弁護士ドットコム(6027) | 法律相談/クラウド契約SaaS | 継続課金モデル+成長中 |
ラクス(3923) | 経費精算クラウド | 導入企業数が拡大中 |
note(5243) | コンテンツプラットフォーム | 収益化機能+継続利用型 |
ファイバーゲート(9450) | マンション・商業施設向けWi-Fi提供 | Wi-Fi利用料を通じたストック収益モデル |
■ ファイバーゲート(9450)について
ファイバーゲートは、集合住宅や商業施設向けにWi-Fiインターネットサービスを提供している会社です。
BtoBtoCモデルで、「住民や来店客が利用するWi-Fi」を管理会社や店舗と契約する形で提供しており、契約が続く限り毎月収益が発生する“ストック型ビジネス”の特徴があります。
– 解約率が比較的低く、長期契約が多い
– 管理物件数の増加がそのまま売上に直結しやすい
– 物件ごとに収益を積み上げられるため、中長期での成長性も期待される
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4. 投資時にチェックすべき指標
– 解約率(チャーンレート):低いほど安定性高
– ARPU(ユーザーあたり売上):上昇傾向に注目
– LTV(顧客生涯価値):長期での収益力を示す
– 営業利益率・売上成長率:ストック型は高収益化しやすい
まとめ
ストック型ビジネスは、持続的な収益を生む“地盤の強い企業”として注目しています。
今後、各企業の詳細な分析も投稿予定ですので、ぜひチェックしてみてください。
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