― 光フード・ガーデン・サイプレスのIPO時期と成長段階 ―
はじめに
最近、外食関連のIPO銘柄をいくつか見ていて、
「同じ外食株でも、上場したタイミングによって立ち位置がずいぶん違う」
と感じるようになりました。
あくまで投資初心者なりの整理ですが、
今回は最近上場した外食株の中から、
- 光フードサービス(138A)
- ガーデン(274A)
- サイプレス・ホールディングス(428A)
この3社を、
「IPOした時期」と「事業の成長段階」 という視点で見比べてみます。
① 光フードサービス(138A)
IPO:2024年2月(東証グロース)
光フードサービスは、名古屋を中心に
立ち飲み居酒屋「大黒」などを展開している外食企業です。
気になったポイント
- IPO時点では 名古屋周辺への集中出店
- 店舗数はまだ30店前後と小規模
- これから東京・他都市へ広げていく段階
つまり、
「全国展開に入る直前〜初期段階での上場」
という印象です。
立ち飲み業態は出店コストが比較的低く、
一人飲み・短時間利用とも相性が良いため、
都市部への横展開が進めば成長余地は大きそうに感じます。
② ガーデン(274A)
IPO:2025年(東証)
ガーデンは、
ラーメン「壱角家」、うどん「山下本気うどん」などを展開する外食企業です。
IPO時点の特徴
- 店舗数は すでに約200店舗
- 首都圏を中心に、全国へ展開済み
- 年間50店舗ペースの出店計画
光フードと比べると、
ガーデンは すでに全国展開フェーズに入った状態での上場
に見えます。
この段階で上場した理由としては、
- 出店スピード維持
- M&Aや人材投資
といった「次の成長」に備えた資金調達、
という意味合いが強そうです。
③ サイプレス・ホールディングス(428A)
IPO:2025年(東証)
サイプレスは、
「築地食堂源ちゃん」「ABURI百貫」など、
和食・海鮮・寿司系ブランドを多数展開しています。
IPO時点の印象
- 約120店舗を全国に展開
- 商業施設・駅ビルなど立地が幅広い
- 直営中心で、業態も分散
こちらもガーデン同様、
全国展開はすでに一巡している段階での上場
という印象です。
特徴的なのは、
株主優待(食事券)をすでに導入している点で、
個人投資家を意識した安定運営フェーズに入っているように感じました。
IPO時期と成長段階を整理してみる
| 企業名 | IPO時期 | 上場時の成長段階 |
|---|---|---|
| 光フードサービス | 2024年2月 | 全国展開「これから」 |
| ガーデン | 2025年 | 全国展開「進行中」 |
| サイプレス | 2025年 | 全国展開「一巡後」 |
こうして並べてみると、
同じ「最近IPOした外食株」でも、立っている位置がかなり違う
ことが分かります。
個人的に感じたこと
- 光フードは、
これから全国に広がる余白が残っている分、期待で動きやすい株 - ガーデンは、
出店と業績の積み上げで評価されていく成長株 - サイプレスは、
優待も含めた安定型の外食株
どれが良い・悪いというより、
株価が動く理由がそれぞれ違う
という点が印象に残りました。
まとめ
最近上場した外食株を見ていて思うのは、
「IPO=同じスタートライン」ではない ということです。
- 上場時点で、
- どこまで展開しているのか
- 次に何を伸ばそうとしているのか
これを意識するだけでも、
見え方はかなり変わるように感じました。
あくまで自分なりの整理ですが、
同じように外食株を見ている方の
参考になればうれしいです。
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