ストック型モデル企業5選|安定収益×高成長に注目の小型株

銘柄メモ

🔹 アセンテック(3565)

  • 事業内容:仮想デスクトップやクラウドインフラを月額課金で提供。
  • 成長実績:2026年1月期第1四半期では、売上高が前年同期比+119.9%(62.52億円)、営業利益が+408.3%(7.79億円)と急成長を遂げました
  • ストック型ポイント:月額契約による継続課金が急拡大中。
  • バリュエーション:PER約20倍・PBR約4.8倍・ROE約23.5% 。
  • 海外展開:現時点では国内中心。今後はゼロトラストなどの海外拡張にも期待。

    (関連記事:アセンテック(3565)の詳細分析はこちらから

🔹 HENNGE(4475)

  • 事業内容:「HENNGE One」などクラウドセキュリティSaaSを定額提供。
  • 成長実績:ARRが100億円を突破し、さらにARR+40%成長へ
  • ストック型ポイント:チャーン率は0.54%と非常に低く、ARRの積み上げによる安定成長が続いています 。
  • バリュエーション:PER高めだが、営業利益CAGR約33%を見込むなど高収益期待あり
  • 海外展開:中期計画に米国へ展開やM&Aの強化が盛り込まれており、グローバル展開に注目が集まっています 。

    (関連記事:HENNGE(4475)の詳細分析はこちらから

🔹 オプティム(3694)

  • 事業内容:MDM/モバイル端末管理「OPTiM Biz」、農業・建設向けドローン、AIカメラなどを提供。
  • 成長実績:25期連続で過去最高売上更新。ストック収益比70%超、営業利益率49%という高収益体制が継続中。
  • ストック型ポイント:主力SaaS+現場DXサービスにより、継続収益の柱が強固。
  • 海外展開:中国やベトナムなどアジア展開済み。国際認証による足がかりも獲得済。

    (関連記事:オプティム(3694)銘柄メモ|25期連続最高売上の秘密)

🔹 うるる(3979)

  • 事業内容:「NJSS」(入札情報SaaS)の他、「fondesk」など複数の月額課金SaaSを展開。
  • 成長実績:3Q累計では売上+17%、営業利益+387%と急拡大。ARRは約42億円でYoY+20%成長中。
  • ストック型ポイント:「NJSS」は高粗利(約92%)、低解約率の典型的ストック型収益。
  • 海外展開:「シュフティ」にて中南米・東南アジアで展開済。SaaS本体は国内中心ながら多国展開も一部進行。

    (関連記事:うるる(3979)|NJSS・fondesk・えんフォトで築く新たな価値)

🔹 スペースマーケット(4487)

  • 事業内容:貸しスペースをオンラインでマッチング(イベント・テレワーク向けなど)。
  • 成長実績:24年12月期において売上+31%・営業利益+28%と高成長。
  • ストック型ポイント:予約・課金のリカーリングモデルで継続収益が積み上がる構造。
  • 海外展開:今のところ国内中心だが、海外モデルを参考としており、将来的な進出余地があります。

📊 各社比較まとめ表

企業名成長トレンドバリュエーション海外展開状況特徴
アセンテック売上+119.9%/営業利益+408%PER約20倍・PBR約4.8倍・ROE≈23.5%国内中心・今後海外も視野急成長クラウド関連企業
HENNGEARR+40%/ARR100億円突破PER高・営業利益CAGR33%米国展開やM&Aを計画中高収益SaaSリーダー
オプティム売上・利益 継続最高更新PBR中程度中国・ベトナム展開済SaaS+現場DX
うるる売上+17%・営業利益+387%、ARR+20%PSRやPERは妥当水準「シュフティ」で多国展開済高粗利入札SaaS
スペースマーケット売上+31%・営業利益+28%やや割高傾向国内中心(海外モデル参照)マッチングによる継続収益

💡 まとめポイント

  1. 高成長&高収益:特にアセンテック・うるるは利益面でも急拡大。オプティムも高収益を達成。
  2. 海外展開の現状:HENNGEとオプティムは海外実績あり。うるるとスペースマーケットは今後の拡大に期待。
  3. 投資の視点
    • 成長+安定を重視なら、アセンテック・HENNGE
    • 高収益&収益安定性重視なら、オプティム・うるる
    • 成長余地に賭けるなら、スペースマーケット

次回は、各社の詳細にフォーカスします!

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