🟣 LIFULLって最近ちょっと変わってきた?

銘柄メモ

〜ゆるっとまとめる「成長戦略」の話〜

(約2,300字) LIFULLの2025年決算より、推測した成長戦略をAIでまとめました。


🍀 はじめに

前回の記事では、
「LIFULLが投資不動産55億円をいきなり取得した理由」
について書きました。

実はこの動き、
単なる“宿泊投資”ではなく、
LIFULL全体の方向性が変わりつつあるサインでもあります。

最近のLIFULL、
ちょっと空気変わってきたかも…?
と感じたので、今回はその“変化の正体”を
ゆるっと、わかりやすくまとめてみます。


🟩 ① HOME’Sの収益性がぐんと上がってきた

まず最初に注目したいのは、
LIFULLの主力事業である「HOME’S」です。

今回の決算で、
HOME’S関連事業の利益が +61.7%増 と大幅改善。

その理由は――

✔ AIやDXの活用が一気に進んだから

営業やコンテンツ制作を
AIで効率化した結果、

  • 以前より少ない広告費で集客ができる
  • 営業の生産性が上がる
  • 問い合わせの質が上がる

など、
“利益率が上がる仕組み”ができてきたのが大きいです。

HOME’Sは昔から強い事業でしたが、
今回の決算で
「まだまだ伸びる余地あるじゃん!」
と感じました。


🟩 ② 海外より“国内集中”に舵を切った

数年前まで、LIFULLは海外にも大きな事業(LIFULL CONNECT)を持っていました。

ですが、すでに海外事業は売却済み。

今後は 日本市場に集中する戦略に切り替えています。

  • 日本の住宅市場
  • 地方創生
  • 介護
  • 宿泊
  • 観光
    など、
    国内でも伸びる領域にリソースを集中。

海外で赤字を出す心配がなくなったのも
地味だけど大きな改善ポイントです。


🟩 ③ 介護・地方創生・宿泊など“第二の柱づくり”が進んでいる

ここが今回、特に大事な部分。

LIFULLはこれまでHOME’Sに収益依存してきましたが、
中期的には 「複数の収益源を持つ会社」 に変わろうとしています。

たとえば:

✔ LIFULL介護

介護施設の検索プラットフォーム。
高齢化社会と相性が良く、成長余地が大きい。

✔ 地方創生(移住支援・地域事業)

「LIFULL地方創生」が本格的に伸びてきている。
地方×不動産×観光というシナジーが強い。

✔ 宿泊事業(楽天ステイ関連)

収益不動産として
“ストック型の安定収益”が期待できる。

つまり…

  HOME’Sだけではなく
 ➤ 「不動産 × 社会課題」分野に幅広く展開し始めている

というのが、LIFULLの最近の変化です。


🟩 ④ AIによる“高効率な会社”へ変貌中

今回の決算でもわかりましたが、
LIFULLはAI活用にかなり積極的です。

具体的には:

  • 物件データの自動整理
  • コンテンツ生成
  • 営業活動の効率化
  • 問い合わせ最適化
  • 画像認識

など、
人がやっていた作業の多くをAIが肩代わり

これがそのまま
利益率の改善につながっているところがポイントです。


🟩 ⑤ 収益モデルの変化:「広告依存 → ストック型+多角化」へ

ここが一番、投資家として注目したい部分。

以前のLIFULLは
ほぼ “広告モデル” 一本でした。

しかし今は、

  • HOME’S:広告+AI効率化
  • 宿泊:ストック型収益
  • 地方創生:国策と相性良し
  • 介護:高齢化で需要増
  • 投資不動産:55億円の一歩目

と、収益の柱が複数に増えつつある段階です。

これは企業として非常に健全な方向性。


🌱 総括:LIFULLは今“第二の成長フェーズ”に入ったと思う

今回の決算と投資を見る限り、
LIFULLは今、大きな転換点に立っています。

まとめると:

  • HOME’Sの利益率が改善(AIの効果)
  • 海外をやめて国内集中
  • 新しい収益源が育ちつつある
  • 宿泊投資でストック収益を確保
  • 55億円の投資はその象徴
  • 事業構造が「広告一本足」から変化中

こうした動きはすぐに株価に反映されませんが、
中長期ではかなりポジティブに見える変化です。

個人的にも、
「LIFULLって、地味だけど着実に変わってきてるな」
という印象が強くなりました。

前回記事:LIFULL(2120)がいきなり「投資不動産55億円」!? その裏にあった楽天ステイとは?


→ 第3弾:LIFULL株は今が買い時?150円台の評価をゆるっと分析

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